2025年公開の注目映画『国宝』。
第78回カンヌ国際映画祭「監督週間部門」にも正式出品され、すでに国内外から熱視線を浴びています。本記事では、映画『国宝』の原作情報、あらすじ、そして日本を代表する豪華キャスト陣をご紹介します。
原作は吉田修一の小説『国宝』
映画『国宝』は、吉田修一氏による同名小説『国宝』が原作。
任侠と歌舞伎の世界を背景に、歌舞伎役者への頂点を目指しいていく主人公・立花喜久雄の宿命を描いた重厚な長編作品です。
- 原作タイトル:国宝(上下巻)
- 著者:吉田修一
- 出版社:朝日新聞出版
作品は「芸術とは何か」「人生とは何か」といった深い問いを投げかけています。
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映画『国宝』のあらすじ
戦後から高度経済成長期の日本を舞台に、任侠の家に生まれた少年・喜久雄が、父を抗争で失い、上方歌舞伎の名門・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へと足を踏み入れる。
そこで出会うのが、半二郎の実子であり将来を約束された俊介。
血筋を持たない喜久雄と、才能に悩む俊介――正反対の2人は、ライバルであり親友として互いに高め合いながら、芸に人生をかけてゆく。
やがて、半二郎が舞台の代役に俊介ではなく喜久雄を選んだことをきっかけに、2人の運命が大きく揺らぎ、愛憎、裏切り、別れ、歓喜、絶望が交錯する激動の人生が描かれていく。
主演は吉沢亮、共演に横浜流星、渡辺謙、寺島しのぶ、高畑充希と豪華キャストが集結。
監督は李相日、脚本は奥寺佐渡子。2025年、第78回カンヌ国際映画祭「監督週間部門」にも正式出品された。
主演キャスト:立花喜久雄役に吉沢亮!
本作で主人公・立花喜久雄を演じるのは、俳優 吉沢亮さん。
繊細な演技力と凛とした美しさで、若き日の喜久雄を圧倒的な存在感で体現しています。
さらに実力派のキャスト陣が脇を固めます。
役名 | キャスト |
---|---|
立花喜久雄(花井東一郎) | 吉沢亮 |
大垣俊介(花井半弥) | 横浜流星 |
花井半二郎 | 渡辺謙 |
大垣幸子 | 寺島しのぶ |
福田春江 | 高畑充希 |
芸の世界の光と影、そして人間の内面を丁寧に演じる豪華キャストの熱演にも注目です。
監督は『怒り』『悪人』の李相日(イ・サンイル)
映画『国宝』のメガホンを取ったのは、李相日(イ・サンイル)監督。
これまでも『フラガール』『悪人』『怒り』などで、人間の内面を深く描いてきた名匠です。
本作でも、原作の繊細な感情や時代背景を丹念に再現し、映像美と演出力で世界から高評価を得ています。
映画『国宝』の公開日と公式SNS
- 公開日:2025年6月6日
- 映画祭出品:第78回カンヌ国際映画祭「監督週間部門」選出
- 配給会社:東宝
▶︎HP https://kokuhou-movie.com/index.html
▶︎YouTube @OfficialTohoMovie
▶︎X @kokuhou_movie
▶︎Instagram @kokuhou_movie
▶︎TikTok @kokuhoumovie
まとめ|映画『国宝』原作 | あらすじ・豪華キャスト
映画『国宝』は心を揺さぶる壮大な人間ドラマ
歌舞伎の世界を背景に、人生に翻弄されながら芸に生きる男たちの運命を描いた壮大な人間ドラマです。
吉田修一原作の深みある物語と、吉沢亮をはじめとする実力派俳優たちの演技が融合した、2025年最注目の邦画作品といえるでしょう。
ぜひ公開前に原作もチェックして、物語の背景や心情により深く触れてみてください。