「やらなきゃいけないのに、動けない…」そんな時、ありませんか?
「洗濯物たたまなきゃ…」
「部屋、片付けたいけど体が重い」
「メールの返信しないと…でもやる気が出ない」
忙しい日々の中で、やることは次々に出てくるのに、
なぜか手が動かない。特に子育てや仕事に追われる女性にとっては、
“やる気が出ない”状態が続くと自己嫌悪に陥ることもありますよね。
実はその「やる気が出ない」は、あなたの性格のせいではありません。
脳のしくみと、やる気のメカニズムを知れば、誰でも行動に移すことができるようになります。
そこでおすすめしたいのが、“1分だけ”タイマーハック。
心理学の「作業興奮」という仕組みを使った、驚くほどシンプルな方法です。

たった「1分」でやる気スイッチが入る!その理由は「作業興奮」
“やる気が出てから始める”という考えは、実は逆効果。
多くの人が「やる気が湧かないからできない」と思いがちですが、
脳科学や心理学の分野ではこう言われています。
「人間の脳は、行動を始めることでやる気が後から湧いてくる」
この現象を「作業興奮(Task Excitement)」と呼びます。
これは、作業を始めることで脳内のドーパミンが分泌され、
「もっと続けたい」という気持ちが自然と生まれる仕組みです。
つまり、やる気を出すためには、まず“動き始める”ことがカギ。
そこで登場するのが「タイマー1分法」です。
やり方は超シンプル!“1分”だけ動く、それだけ
【STEP1】スマホやキッチンタイマーで1分にセット
→ スマホアプリや音声アシスタントでもOK。とにかく「1分だけ」がポイントです。
【STEP2】簡単な作業を1つ選ぶ
→ 洗い物1個だけ、机の上の書類を1枚まとめる、メイク道具を片付けるなど
“これならすぐできる”という小さなタスクにしてください。
【STEP3】タイマーが鳴るまで集中してやってみる
→ 驚くことに、1分経った頃には「もうちょっとやろうかな」と思えるようになります。
この流れを意識して日常に取り入れると、
「やる気が出ないから何もできない」というループを抜け出せます。

どんなときに使えるの?
この“1分ライフハック”は、シーンを問わず使えます。特におすすめなのが…
- 朝、起きたけど動けないとき → スマホを置いて顔を洗いに1分だけ立つ
- 在宅勤務や家事の合間に集中が切れたとき → デスク周りを1分だけ片付ける
- 子どもが昼寝した瞬間のスキマ時間 → 気になっていたことを1つだけ片づける
- 夜、何もせず過ごしそうな自分を立て直したいとき → 明日の準備を1分だけしてみる
「1分だけ」という気軽さが、忙しいママや働く女性にもぴったりなんです。
「1分だけ」の魔法が心にもたらすこと
このライフハックの本当の価値は、“できた”という小さな成功体験にあります。
私たちは「何もしなかった」日には罪悪感を感じがちですが、
1分でも行動できた日は、不思議と気分が前向きになります。
その積み重ねが、自己肯定感や自信にもつながっていくんです。
最後に:自分にやさしい「小さなスタート」を
「やる気が出ない自分」にイライラする日もあるかもしれません。
でも、そんなときこそ思い出してほしいんです。
「まず1分だけ。それがあなたを動かすスイッチになる」
自分にプレッシャーをかけすぎず、
“小さく始めて、大きく動く”ことができるようになるこのライフハック。
今日から、1分だけ始めてみませんか?